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シール効果と経済性を追求したウェーブ溝付スチールセグメント
セグメントにおいて、シール溝をつければシール性能が向上することは広く知られておりますが、反面シール溝を広くすればセグメントの断面性能が低下して、標準セグメントとしての強度の保持が難しくなります。なるべく小さな溝で強度を失わず、シール効果が期待できる方法、このような条件を満たしたセグメントが、当社開発の”ウェーブ溝付セグメント”です。
力学的に証明されたウェーブ溝
![]() ウェーブ溝には、従来にない次のような特色があります。強度を損なわずに溝幅を大きく取った場合と同じ効果を発揮するとともに、力学的にも大きな特色があります。正弦曲線状溝(ウェーブ溝)は、シール材の損傷を招くExtrusion(ゴムなど、シール材の溝からの押し出し現象)を妨げる方向に分布荷重が働きます。つまり、地下水等の外部圧力は、シール材を押し出す方向と、これに直角な方向の二つの成分に分かれます。 この直角方向の成分がシール材を溝に押し付け、しっかりと固定させます。この為、セグメントが歪んだ場合でもシール材の押し出しが大幅に遅れ、直線溝に比べて、シール効果が飛躍的に向上します。 【国士舘大学工学部機械工学科 教授、工学博士 宮崎 昭勇】 何故、セグメントに溝をつけるのか?
セグメントに使用するシール材は、完全弾性体とはいいがたく、従来のように100%圧縮してしまうと弾性が著しく劣化してもとにもどりにくくなります。ところがセグメントに溝をつけると、圧縮率の小さな固所ができるため、シール材の弾性が保持され、シール効果を高めることができます。製造方法、価格は?
![]() ![]() ![]() スチールセグメントの主桁及び、継手版には平綱を使用しています。溝の加工は切削によるのではなく、平綱の加熱圧延工程におけるロールにウェーブ溝の凸部をつけて転造します。仕上げ工程にて溝を転造するため、断面積の減少もほとんどなく、従来の平綱寸法で変わりない強度と価格を維持できます。 平鋼にウェーブ溝を転造 |
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